結婚式場のページの情報が非常に豊富。360°パノラマビューでは、写真ではわからない細部まで見ることができるのでとても便利ですし、サイト内で結婚式の費用シミュレーションもできるので、実際の見積りに近い金額もわかります。さらに、キャンペーンの金額も高いので情報集めにも見学の予約にもオススメのサイト。
結婚式の見積りは申込みをしたときから上がると言われていますが、結婚式場見学は初めての方がほとんどですしわからないことも多いですよね。この記事はアルモニーソルーナ表参道の見積りのアイテムカテゴリ別の特徴、値引きや特典の特徴を詳しくまとめました。これから結婚式場探しをする際の参考にしてもらえると嬉しいです。
目次
アルモニーソルーナ表参道の基本情報
まずはエリアや施設数など基本的な情報をまとめます。
都道府県 | 東京都 |
---|---|
エリア | 表参道・青山・渋谷 |
式場名 | アルモニーソルーナ表参道 |
チャペル数 | 1 |
披露宴会場数 | 2 |
サービス料の計算方法 | サービス料の計算方法は、料理・ドリンク・ケーキ・会場の合計金額の10%、となっています。 |
消費税の表記 | すべてのアイテムが税込み表記となっています。 |
アルモニーソルーナ表参道の見積りの作り方の特徴
「料理」項目の特徴
▼ コース料理
下見見積りではコース料理が13,200円で入っていることが多く、これはコースメニューの1番下ランクのコースだと思います。一方、本番見積りのコース料理では16,700円のコースを選んでいるカップルが多かったので、コース料理のランクアップにより約3,500円×人数分見積りが上がる可能性が高いと言えるでしょう。ちなみにコースは13,200円、15,200円、16,700円、18,000円の5コースとオートクチュールコース23,000円の全6コースです。基本コースに1,000円アップグレードするこでシェフオリジナルメニューの追加も出来るようでした。
▼ コース料理以外のアイテム
コース料理以外のアイテムでは、お子様料理4,000円の料理アイテムがありましたが、見学時に新郎新婦が申し出た場合にのみ入っているようでしたので、対象年齢を事前に聞いておくなどの注意が必要です。
▼ ブライダルフェア時の注意点
ちなみに豆知識として、ブライダルフェアで試食したコース料理のランクと見積りに含まれているコース料理のランクは異なることが多いので、プランナーに試食した料理はいくらのコースの料理か確認した方がいいでしょう。また、下見見積りの中には、15,200円や16,700円コースの料理見積りもあったので、申込み前に新郎新婦が要望を伝えることでより本番に近い下見見積りを作成してくれる可能性は高いと思います。逆に要望を伝えないと必要最低限の見積りになってしまう可能性が高いので、事前に情報収集をして希望するコースランクや演出などはしっかり伝えるようにしましょう。
「ケーキ」項目の特徴
▼ 1人あたりのケーキの金額
下見見積りでは1,000円×人数分で作られていることが1番多かったですが、本番見積りでは1,000円~1,500円までかなり幅広い金額の商品が選ばれていたのと、ケーキオプションを追加している人がほとんどだったのでで、希望するデザインによっては数百円×人数分の見積りアップとなりそうです。ちなみに価格設定は2段で1,300円、3段で1,500円だと思います。
▼ 想定外の見積りアップを抑えるために・・・
ケーキオプションが入っている下見見積りもあったので、申込み前の見学時点でケーキのイメージをプランナーに伝えると、しっかりそれを反映した見積りを作ってくれそうです。そのため、ウエディングケーキのイメージが決まっているカップルは、見学したときにイメージ写真をプランナーに見せてその商品の金額で見積りを作ってもらうといいでしょう。
「ドリンク」項目の特徴
▼ フリードリンク
下見見積りでは4,000円プランで入っていることがほとんどでしたが、説明分は5,000円プラン(ウェルカムどーリンク、生ビールorビンビール、赤白ワイン、ウィスキー、焼酎、日本酒、ノンアルコールカクテル、ソフトドリンク9種)になっているので不親切だなと感じました。また、本番見積りでもほとんどが5,000円プランを選んでいましたので、約1,000円×人数分グレードアップになり、見積り確認の時には注意が必要です。
▼ 乾杯酒
乾杯酒は下見見積りでも本番見積りでも、800円×人数分を選んでいる人がほとんどでした。ちなみに約10%の人がブレードアップをして1,000円のプランを選んでいる人がいましたが、その場合には200円×人数分見積りアップになります。
「会場」項目の特徴
会場使用料は変わりません。ちなみに、会場使用料には親族控室・ブライズルーム・着付室・更衣室・ロビー・パーティー会場の使用料が含まれています。また、2018年8月時点でのHPには、ラトリエサンティール300,000円、ネオビストロソルーナ350,000円と掲載されているので、ここ最近で価格変更があった可能性があります。
「挙式」項目の特徴
挙式は項目の追加もグレードアップもありません。ちなみに、オルガニスト・ハーブ・チャペルフラワー・聖歌隊2名・リングピロー・誓約書・挙式アテンド・これまでの思い出を振り返るファミーユDVDが含まれています。
「装花」項目の特徴
▼ 会場装花
"メインテーブルフラワー、ゲストテーブルフラワー、チャペル装花などの会場装花は、下見見積りでは一番低いランクで入っていることが多いです。一方、本番見積りでは、装花セットプラン210,000円をほとんどの人が選んでいて、 プランにはメインテーブルフラワー80,000円分、ゲストテーブルフラワー8,000円×10卓分、ケーキフラワー、チャペルキャンドル、チャペルフラワー、ウエディング・カクテルブーケ、フラワーシャワー70名分が含まれていて、選ぶプランや人数によって差額分はグレードアップになります。
"▼ ブーケ・ブートニア
ウエディングブーケ・ブートニアは下見見積りではやはり最低ランクで作られていたことが多かったので、キャスケード、クラッチなど希望するブーケによってはグレードアップによる見積りアップの可能性は高いと思います。また下見見積りではウエディングブーケ・ブートニアのみが入っていますが、本番見積りでもほとんどの人がカラードレス用ブーケを用意していたので、装花セットプランにする人が多いようです。
▼ その他のフラワーアイテム
その他のフラワーアイテムは下見見積りにはほとんど入っていませんでしたが、贈呈用花束やヘッドパーツなどのアイテムが追加になることが多いようで、総額としては20,000円前後追加になると思います。また、持込み装花は10,000円と持ち込み料発生がするようでした。
▼ ブライダルフェア時の注意点
料理同様、申込み前に新郎新婦が要望を伝えることでより本番に近い下見見積りを作成してくれる可能性は高いと思います。要望を伝えないと必要最低限の見積りになってしまう可能性が高いので、事前に情報収集をして希望するコーディネートや演出などはしっかり伝えるようにしましょう。
「衣装」項目の特徴
▼ ウエディングドレス・カラードレス
ウエディングドレスは下見見積りではほとんどが180,000円~200,000円で入っていましたが、本番見積りでは200,000円~400,000円程度までかなり幅広い金額帯が選ばれていたので、ドレスへのこだわり次第で平均150,000円前後の見積りアップになりそうです。なお、初期見積りに含まれている180,000円で何着のドレスの中から選べるかはわかりませんが、180,000円のドレスを選んでいる方は一人もいませんでした。2着目にカラードレスは下見見積り180,000円~200,000円ですが、本番見積りでは200,000円~300,000円を選んでいることが多く、ウエディングドレスよりは見積りの上り幅がやや少なそうです。ちなみに和装を着る場合は250,000円の金額になります。
▼ タキシード・紋服
タキシードは下見見積りではほとんどが100,000円で入っていて、本番見積りでも100,000円がほとんどでしたので、グレードアップによる見積りアップはなさそうです。ちなみに和装を着る場合の紋付袴は80,000円の金額になります。
▼ 衣装小物系のアイテム
その他のアイテムで、新婦様小物基本セットは下見見積りではほとんどが10,000円で入っていて、本番見積りでも10,000円がほとんどだったので、新婦小物基本セットの見積りアップはほとんどないと思います。追加は新郎シャツ5,000円くらいかなぁと思います。本番見積りをみると、ベールやシャツセットが入っていない方もいるので(つまり自分たちで用意して持込んでいる)、追加料金なしの持込みも大丈夫なようです。また、ゲストのモーニングや留袖、小物レンタルなどの列席者衣裳を新郎新婦が負担する場合は見積りに追加となります。
▼ 持ち込みについての所感
下見見積りでも本番見積りでも、和装を着ている人の見積りは10%ほどだったので、この会場でのお色直しはほとんどがカラードレスなんだろうなと思います。また、下見見積りの段階から新郎衣装持ち込みになっている見積もりがいくつかあったので、新郎新婦が見学段階で希望をすることで持込みが可能になるのかもしれません。
「美容」項目の特徴
▼美容
美容の項目は、グレードアップによる見積りアップははないと思いますが、新婦ボディメイク、エステ、新郎メイクなどを希望する場合はオプションで追加となるでしょう。ちなみに洋装2点のプランが150,000円、洋装1点のプランは100,000円で、リハーサルメイク、当日のアテンド、ベールアウト、お引上げが含まれます。また、衣装同様、列席者の着付けやメイク、ヘアセットなどを合わせて依頼する場合は見積りに追加となり、ここはほとんどの人が会場に依頼をしていましたので、2名(両家母親分)で約31,000円の追加になりそうです。事前に予約をすることで、他ゲスト分も対応が可能のようでした。
「写真」項目の特徴
▼ 記念写真
記念写真は、下見見積りで入っていないか、1ポーズ50,000円で入っているかが半々くらいでした。本番見積りでは2ポーズ70,000円がほとんどだったので、約20,000円~70,000円見積りが上がるか、追加になると思います。
▼ アルバム
スナップアルバムが入っている下見見積りは全体の約80%で300カット150,000円でした。本番見積りではそのプランに加えて前撮り100カット(衣装2着)を追加した240,000円を選んでいる人が多いので、約90,000円の見積りアップになりそうです。ちなみにスナップアルバムの価格はカット数だけではなくアルバムデザインの種類によっても多少値段に変動があるようでした。また豆知識として、打合せ時に婚礼フォトは300カットだと、進行表記載のシーンの記録(挙式入場、指輪交換、ケーキ入刀等)のみしか撮影できないと言われることが多いので、400カットが最も推奨されています。ブライダルフェアのときに、そこまで丁寧に見積りの説明をしてくれると信頼できる会場かなと思います。
▼ その他写真アイテム
他のアイテムでは、記録用DVDを購入されている方もいますが割合は10%くらいなのでそこまで多くはないでしょう。購入される場合は下見見積りの段階から入っていることがほとんどなので、記録用DVDが理由で見積りが上がることはなさそうです。
「映像演出」項目の特徴
▼ 映像系アイテム
エンドロールムービーが入っている下見見積りは全体の50%くらいで、本番見積りではほとんど含まれていました。その中でも動画でなおかつ披露宴まで撮影できる255,500円の商品を選んでいる方が多いので、下見見積りに入っていない場合は約250,000円の追加、入っていた場合には差額分の約90,000円の見積りアップになりそうです。それ以外の演出映像にはオープニングやプロフィールなどがありますが、手作りが多そうです。
▼ ブライダルフェア時の注意点
式場に依頼する映像演出(特にエンドロールムービーが多い)があらかじめ決まっている場合は、見学時にプランナーにそのことを伝えてあらかじめ見積りに入れてもらうようにしましょう。そうすると申込み後の想定外の見積りアップを減らすことができます。
「引出物」項目の特徴
▼ 引出物・引菓子
下見見積りでは、単価は引出物3,000円、引菓子1,000円で入っていて数量は人数の7割で入っていることがほとんどでした。
一般的に、引出物のメインとなる記念品の金額はいただくご祝儀の10%が目安と言われているので、上司・親族であれば5,000円、友人・会社同僚であれば3,000円くらいが目安です。そうすると引出物単価は約4,000円、ゲスト1世帯に1つずつ渡すとすると数量は人数の7割ほどになることが多いので、数万円程度の見積りアップになる可能性が高いです。
▼ その他記念品のアイテム
その他のアイテムだと、プチギフトが入っている下見見積りも本番見積りも見つけられませんでしたので、ほとんどの場合が新郎新婦持込みのようです。ちなみに持ち込み料金による追加料金はかかりません。また、本番見積りに記載はありませんでしたが、会場に依頼をする場合は相場的に200円~300円×人数くらい追加金額がかかるでしょう。
「ペーパーアイテム」項目の特徴
▼ぺーパーアイテム
ほとんどの方がペーパーアイテムを手作りしているようなので、ペーパーアイテム追加での見積りアップの可能性は低く、人数によりますが下見見積りより50,000円~80,000円ほど下がりそうです。また、手作りの場合は会場手配の地図と付箋を購入して招待状と同封することが多いので、追加になるとすると地図付箋セットは2,000円(50名分)、地図は1枚60円×必要枚数分見積りが上がります。
「司会」項目の特徴
▼司会
司会の項目では追加、アップグレードで見積りが上がることはありません。打ち合わせを含んだ価格です。
「音響」項目の特徴
▼音響
音響の項目でも追加、アップグレードで見積りがあがることはありません。打ち合わせ、著作権対応料金を含んだ価格です。
「その他」項目の特徴
▼ プロジェクター使用料について
プロジェクター使用料は参考価格での起債もありませんが、会場の演出映像商品を1つでも注文をすると料金はかからないようです。ちなみに使用料は30,000円のようです。
アルモニーソルーナ表参道の見積りの値引き額・特典の付き方の特徴
▼ 見積りの総額の特徴
値引き金額は約400,000円~約1,300,000円、値引き率は10%~27%と見学時期や挙式時期、検討人数によって大きく幅があります。「シーズン特典」「当日成約特典」といった限定的な時期に挙式を検討していると値引き率が高くなっています。また、ハナユメといった会場紹介サイトから予約をすることで特典が増えている下見見積りもありましたので、この3つを併用することでお得な下見見積りになる可能性が高いです。
▼ 値引きされているアイテムについて
値引かれる項目には3パターンあり、1つ目は衣裳、装花、美容、司会、音響等、本番見積りに必ず入る項目、2つ目は写真、DVD、エンドロール、引出物等そのアイテムを注文しないと使えなくなってしまう項目、3つめは全体値引きです。1つ目の衣装等が値引きになってる場合、グレードアップするとその差額分は追加で料金がかかるので注意が必要です。2つ目の写真、引出物等の項目が特典になっている場合は、その特典は注文しないと使えなくなってしまうので、結婚式のアイテムの中に取り入れるかどうかは見学前に検討しておくといいでしょう。3つ目の全体値引きは、値引き対象アイテムを限定せず見積り総額から最終値引かれる値引きなので、打ち合わせの中で対象アイテムを考える必要がないので、新郎新婦にとっては嬉しい特典だと思います。
▼ 特典名と割引が付くパターン
特典は「初回ご来館ご成約特典」「●月シーズン特典」「●●フェア特典」「当日成約特典」などいくつか特典を組み合わせられていることが多く、中でも「当日成約特典」という当日成約をすることで使える特典はほとんどの見積りで使われていました。しかも値引きの1/3~半分を占める見積りもあったので、自分たちの見積りに含まれていない場合には「口コミサイトでみたんですが、当日成約特典はありますか?」とプランナーに聞いてみるといいと思います。また「●月シーズン特典」は、このシーズンだから値引きが多いというよりは、見学日から挙式日までの期間が短い方が値引き金額が大きいようでした。おそらくですが、3~4カ月前に会場見学をすることで挙式日を選ぶことはなかなか出来なさそうですし(他の新郎新婦は1年近く前から会場を決定していることが多いので)、準備の期間も短いことがデメリットになる分、値引き金額が大きいというメリットがあるのではないかなと思います。
▼ 本番に近い見積りをよりお得にもらうためのポイント
以上のことをまとめると、会場の雰囲気で検討をした上で、「結婚式の日取りや日柄をだいたい決めておき、こだわりがなければ近い日にちで検討しておく」「結婚式のアイテムをある程度決めておく」「インターネットで口コミやフェアを確認して見学予約をするか、結婚紹介サイトを経由してブライダルフェア予約をする」この3つを見学前に行っておくと、使うことのできる特典が増えて値引きが増える可能性が高いと思います。
アルモニーソルーナ表参道の見積りの特徴まとめ
▼ 下見見積りの作られ方
写真や演出映像関係といった本番でも入れている人の多いアイテムも含まれていますが、基本的に一番低いランクで作られています。他の見積りを見るとアイテム項目ごとのランクアップや追加もあり、下見見積りのまま本番を迎えることはほとんどなさそうですが、見積り内にその点が記載されていません。結婚式場見学はほとんどの人が初めてなので本番見積りを想定してアイテム項目や単価を本番に近づけて提案をしてくれると親切だと思います。
▼ 見積りの安心感
会場使用料や挙式料など固定でかかる料金のベースや料理単価が比較的高いので、やや高く感じてしまいがちですが、写真・映像関連も全て会場にオーダーしてグレードアップしていることや、表参道という人気んのエリアでかつ、表参道駅から徒歩7分というアクセスの良さを考えるとかなりお得な見積りだと思います。
▼ 全体的な所感
本番見積りによって人数が同じでも、新郎新婦のこだわり、シーズンや日柄で価格差がある会場だと思いました。差が大きいということは、シンプルにやりたい人はシンプルに、こだわりたい人はとことんこだわることが出来る、自由度の高い、多様なニーズをかなえてくれる結婚式場だということだと思います。また、ゲスト人数が10名~100名と幅広いスタイルでウエディングが出来る点からも同じように感じます。価格面ではそれ以外にも式場見学をするタイミングや挙式予定日、見学予約をしたブライダルフェアの内容などによって値引き項目や金額に違いがあるようです。自由度が高いからこそ、自分たちの趣味趣向や季節をコーディネートで表現したり、演出や料理・装花といったアイテムで表現することも出来そうです。
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