自分たちの結婚式の費用、だいたいいくらくらいになるのか予想することってなかなか難しいですよね?でも、できれば費用を抑えて結婚式を挙げたい、そう思っているカップルも多いと思います。
結婚式の費用についてはネットでもいろんな情報が出ていますが、想定外の値上がりで●●万円も予算オーバーしてしまって高かったとか、ご祝儀内で抑えることができたので安かった、とか高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれのことも多いようです。
結婚式の費用を抑えるために重要なポイントは3つ
この3つの中でも特に(1)の特典は、結婚式の費用の8割くらいを決めると言っても過言ではないくらい重要なポイントで、申し込みの時点でほぼ決まってしまいます。なので、言い換えると結婚式の費用は契約前に8割は決まってしまうのです。
そこで今回の記事では、そんな結婚式費用の重要なポイント「特典」について、どんな理由でつけてもらえるのか(値引きしてもらえるのか)、より多くつけてもらうためにはどんなことをしたらいいかをまとめてみました。参考にしてもらえるとうれしいです。
目次
結婚式の特典は、来館特典と成約特典の2つがあります。
今回の記事で紹介するのは後者の"成約特典"のほうです。
結婚式の費用は申込のタイミングで8割は決まると言ってもいいほど重要なポイントで、申込みをした後に想定外の値上がりが起きて予算オーバーになってしまっても値引きが増えたりすることはほとんどありません。なので、申込み前にしっかり特典をつけてもらうこと、値引きしてもらうこと、が必要なのです。
結婚式の成約特典・値引きは金額の大小はあれどほぼ100%つきますが、それはどうしてなのでしょうか。
結論から先に書いてしまうと、結婚式場の競争が激しいからです。ご存知のように日本の人口はすでに減少が始まっていて、結婚するカップルの数も、結婚式を挙げるカップルの数も年々減って生きていますが、結婚式場の数は減っておらずむしろ毎年新しい式場ができています。そうなると、多くの式場がカップルを奪い合う形になるので、価格面で少しでも安くしてでも成約を獲得したいと考えるようになり、特典をつけるようになっていった、というのが背景です。需要減少にともなう供給過多状態、とも言えます。
業界としてはこのような状態なので、逆にカップルとしてはこれをうまく利用して少しでも安く(特典を多く)してもらうのが重要になってきます。では、具体的にどんな種類の成約特典があるのか、代表的な事特典について、ひとつずつ解説していきます。
即決特典とは「結婚式場を見学した当日に申込んだときにつけてくれる特典」のことを言います。
この特典が付く理由は、単純に他の結婚式場に見学に行ってほしくないからです。先ほども書いたように、今のブライダル業界は結婚式場間の競争が激しいので見学してもらったカップルにはできるだけ申し込みをしてほしいと式場側は考えています。そのため「今日申込んでもらえれば、特別に●●万円分のお値引きさせていただきます!」といった感じで見積りから値引いてくれるのです。
この特典の相場としては、だいたい10万円~20万円程度つけてもらえることが多いようです。私が以前働いていたときもそれくらいでしが、式場によって50万~100万円もつけているところもあるようです。一見するとたくさん値引きをしてくれてありがたいようにも見えますが、裏を返すとそこまでしないと申込んでくれないほど人気のない結婚式場と言えるので、即決特典の金額があまりにも大きい場合は注意したほうがいいでしょう。
この特典は最初から付いている場合と、交渉の過程で途中で出てくる場合があります。プランナーが見積りを2枚持ってきて、1枚は即決特典が付いていない320万円の見積り、もう1一枚が即決特典が付いた290万円の見積り、いわゆる2枚出しと呼ばれる方法で、今日決めてくれれば290万円になりますけどいかがですか?と話をしてくるときに特典をつけてもらいます。見積り説明のときに初めから2枚出てきた場合は特典をつけてもらえるのでいいですが、もし最初に出してもらった見積りに即決特典が付いていなかった場合は「今日決めようか悩んでいる&悩んでいる理由は価格です」と伝えてみましょう。そうしたら多くのプランナーは即決特典をつけた見積りを作り直して持ってきてくれるはずです。
これを書いてしまうと身も蓋もないですが、即決特典は当日申込まなくてもつけてもらえることが多いです。今日申込んでもらえたら290万円だけど明日申込んだら320万円、にはなりません、なぜならそれだと他の結婚式場で決めてしまうからです。即決特典と書いてはありますが、別に当日じゃなくてもつけてもらえることがほとんどなので言葉に惑わされてあせらないようにしましょう。
また先ほどと同様ですが、即決特典があまりに大きな金額となっている場合は注意しましょう。人気がないことの裏返しです。
シーズン特典とは「結婚式を挙げる時期によってつけてくれる特典」のことを言います。
この特典が付く理由は、結婚式の人気の高くないシーズンの式場稼動を上げるためです。一般的に10月、11月、3月といった気候が穏やかで大きなイベントが少ない時期は結婚式の人気が高く、1月や8月など暑かったり寒かったりする時期はあまり人気が高くありません。ちなみによくジューンブライドと言われますが、日本の6月は梅雨なのでそんなに人気のシーズンではないです。人気のシーズンとそうでないシーズンが同じ価格だと結婚式が春秋に偏ってしまうので、夏や冬に特典をつけて価格を下げることでその時期の結婚式を獲得したい、というのが式場側が設定する理由です。
この特典の相場としては、だいたい10万円~50万円程度つけてもらえることが多いようです。結婚式場の設備や場所によってもかなり差があります。例えばガーデンがあってそこでの演出がウリの式場だと、夏や冬はあまり人気がありません。真夏のガーデンパーティはゲストにとって暑くて厳しいですし、冬なら凍えてしまいます。そういった式場はシーズン特典の金額が大きくなりやすいです。逆にビルインタイプの全天候型の式場や駅直結の式場であれば、外に出ることがほぼないので1年を通して同じような環境で結婚式を挙げることができます。そういった式場はシーズンごとの人気の差が小さいので、シーズン特典は小さくなりやすいです。
この特典は式場ごとにある程度決められているケースが多いので、交渉して増えるというものではあまりない気がします。事前に公式ホームページやゼクシィなどのサイトのプランを確認して、シーズンプラン(特典)があるかどうかを確認してから見学に行き、見積り説明のときにこのプランを使いたいことをプランナーに伝えるといいと思います。もし時間があるのであれば、みんなのウェディングにある先輩カップルの費用明細を見て、実際のシーズン特典でいくらくらいの特典が付いていたからこれくらい値引いてほしい、と伝えるのも一つの手ですね。
どの時期が人気で、どの時期がそうでないかは事前に予備知識として知っておくといいと思います。一般論ですが、次のような感じです。
お日柄特典とは「結婚式を挙げるお日柄によってつけてくれる特典」のことを言います。
この特典が付く理由は、結婚式の人気の高くないお日柄の式場稼動を上げるためです。お日柄は六輝・六曜とも呼ばれ、日本で冠婚葬祭を行うときの縁起のよさとして考えられてきたもので、一般的に大安と友引は結婚式の人気が高く、仏滅はあまり人気が高くありません。最近ではお日柄を気にしない、というカップルも増えてきていますが、親世代では大安がいいと考えている方も多いようです。こちらの特典もシーズン特典と同様に大安と仏滅が同じ価格だと仏滅の日柄の結婚式が空いてしまうので、特典をつけて価格を安くすることで獲得したい、というのが式場がお日柄特典を設定する理由です。
この特典の相場としては、だいたい10万円~20万円程度つけてもらえることが多いようです。どのお日柄だと値引きをしてくれるかは結婚式場によってもかなり差がありますが、仏滅はかなりの数の式場で、赤口は一部の式場で特典をつけてもらえるようです。それ以外の先勝や先負で特典が付いていることはあまり見たことがないです。
この特典も式場ごとにある程度決められているケースが多いので、交渉して増えるというものではあまりない気がします。選ぶ日取りによってつけてもらえるものはしっかりつけてもらうことが一番のポイントなので、事前に公式ホームページやゼクシィなどのサイトのプランを確認して、お日柄プラン(特典)があるかどうかを確認してから見学に行き、見積り説明のときにこのプランを使いたいことをプランナーに伝えるといいと思います。もし時間があるのであれば、みんなのウェディングにある先輩カップルの費用明細を見て、実際のお日柄特典でいくらくらいの特典が付いていたからこれくらい値引いてほしい、と伝えるのも一つの手ですね。
どのお日柄が人気で、どのお日柄がそうでないかは事前に予備知識として知っておくといいと思います。一般論ですが、次のような感じです。
人気高 ← 大安 > 友引 > 先勝 = 先負 > 赤口 >> 仏滅 → 人気低
曜日・時間特典とは「結婚式を挙げる曜日・時間帯によってつけてくれる特典」のことを言います。
この特典が付く理由は、結婚式の人気の高くない曜日・時間帯の式場稼動を上げるためです。曜日・時間帯をあわせて日取りとも言いますが、人気となる基準は「新郎新婦の負担が少ない、ゲストが来やすくて帰りやすい」の2つて考えているカップルが多いです。土曜日の午後や三連休の中日は人気が高いですね。こちらの特典も他の特典と同様に人気のない日取りだと結婚式が空いてしまうので、特典をつけて価格を安くすることで獲得したい、というのが式場が曜日・時間特典を設定する理由です。
この特典の相場としては、だいたい10万円~50万円程度つけてもらえることが多いようです。この特典も結婚式場によってもかなり差がありますが、日曜日の午後や飛び石の祝日などはあまり人気が高くないのでつけてもらえることが多いと思います。逆に土曜日の午後や三連休の中日でこの特典が付いていることは見たことがないです。
この特典も式場ごとにある程度決められているケースが多いので、交渉して増えるというものではあまりない気がします。選ぶ日取りによってつけてもらえるものはしっかりつけてもらうことが一番のポイントなので、事前に公式ホームページやゼクシィなどのサイトのプランを確認して、曜日プラン(特典)やナイトプランといった、曜日や時間帯によるプランがあるかどうかを確認してから見学に行き、見積り説明のときにこのプランを使いたいことをプランナーに伝えるといいと思います。もし時間があるのであれば、みんなのウェディングにある先輩カップルの費用明細を見て、実際の曜日・時間帯特典でいくらくらいの特典が付いていたからこれくらい値引いてほしい、と伝えるのも一つの手ですね。
どの曜日・時間帯が人気で、どの曜日・時間帯がそうでないかは事前に予備知識として知っておくといいと思います。一般論ですが、次のような感じです。
人気高 ← 三連休中日 > 土曜日の午後 > 日曜日の午前 > 土曜日の午前 > 日曜日の午後 > 土日の夜 > 飛び石の祝日 > 平日 → 人気低
媒体特典とは「結婚式場の見学予約をしたサイトによってつけてくれる特典」のことを言います。
この特典が付く理由は、マイナビウエディングやHanayume(ハナユメ)など、特定のサイトから予約をするとつけてもらえる特典のことを言います。媒体ごとのキャンペーンによって変わりますが、結婚式場の公式ホームページから予約するよりもオトクになることが多いので、活用をオススメします。くわしくはこちらから
この特典の相場としては、だいたい30万円~100万円程度つけてもらえることが多いようです。ここまで書いてきたような個別の特典の総額をアップさせる、というキャンペーンをしている媒体が多いので、式場ごとの金額差は大きいですが、中には100万円を超えるような金額になることもあります。
公式ホームページからではなく、そういったキャンペーンを実施しているマイナビウエディングやHanayume(ハナユメ)などの結婚式場情報サイトから見学予約をしましょう。
いかがでしたか?かなりマニアックな内容も含まれていますが、見学前、申込み前にしっかりと準備をして後悔のない結婚式を!
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