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根強い人気の「和装ウェディング」。衣装のレンタルの相場や人気の服装について解説

結婚式というと新婦はウェディングドレスに新郎はタキシードといった西欧風の服装というイメージが、「これから結婚を」という世代の間では大半になりつつありますが、昭和の時代を経験したお父さんお母さんもまだまだ元気な日本では、結婚式=和装=白無垢といったイメージも根強いです。和装でのウェディング、それは多くの場合レンタルということになると思われますがその相場、安く借りるコツなどをまとめてみました。

根強い人気の和装ウェディング

1980年頃までは支配的だった、結婚式での和装

いわゆる真っ白なウェディングドレスを新婦が着る、という結婚式というイメージは、比較的最近一般的になったものです。第二次世界大戦後に米国の文化が大量に流入してくる中で日本の人々にも認知されるようになってきたのですが、ドレスを供給する側と西欧風の挙式を実施できる場所がそもそも少ないということで、1960年頃でも催行される結婚式の数パーセント程度しか、ウェディングドレスが着られる結婚式というのはなかったのです。 しかしその後、和装の結婚用衣装と比較して廉価で着付けも簡単であるといった複数のメリットがありまた1974年には海外のウェディングドレスブランドも日本市場に参入してきたことで、1980年代にかけて急速に普及しました。 ということで、今のウェディングドレスのイメージというのは結婚式のイメージとしてはごく最近のものであって、日本の文化としての歴史は平安時代から続く和装の婚礼衣装の方が圧倒的に長いのです。

和装の種類

一口に和装といっても沢山の種類があり、大きく分けると5種類があります。「十二単」「白無垢」「色打掛」「引き振袖」「新和装」といった具合です。 「十二単」は、最も格式が高く神道系で天皇家の御用達であるということもあってもっとも厳かなグレードの和装になります。身近な所では、雛壇のおひな様が着ているのが十二単です。 「白無垢」は、上から下までそして小物までが真っ白で統一された衣装です。太陽の色を象徴しておりまた、嫁入りの際に相手側のご家族の色に染まるという意味合いが込められています。 「色打掛」は、その名の通り色も柄もバリエーションが豊富で華やかな印象のある和装です。元々は白無垢よりは婚礼に用いると格下という扱いの和装でしたが、現在では特段そのようなイメージはなく、式本体では白無垢、披露宴では色打掛という具合に使い分けられることが多くなっています。 「引き振袖」は、成人式で女性の皆さんが着られる振り袖とは異なり、裾がかなり長くなっております。しかし色打掛よりもかなり軽量な和装なので、動きやすく人気があります。 「新和装」は、素材に軽いものや本来ドレスに使うもの、また洋装のデザインを適宜取り入れた形の、目新しく見える和装です。とても新鮮なイメージを与えることができ、これもとても計量で動きやすいため、最近になって注目を集めるようになってきています。

和装の好まれる理由

クリスマスやドレスコードありのパーティなど、「ドレスを着る機会」というのはそこまで頻繁ではなくとも年に1回程度はあるかもしれないというイベントです。しかし、和装となると何かご家族が着物の着付けを生業としているですとか、神道と関わりがあるですとかの特殊な事情がない限りは、結婚式で着用したのが最初で最後、ということも往々にしてありうるのが現代なので、より非日常感・特別感を持たせるには和装を、といった理由が多いようです。

和装のレンタル。その相場

レンタルの費用感

和装のレンタルは正確な平均を取った統計を、となると難しいのですが、最も好まれる色打掛の場合には約20万円という平均値が出ています。和装の中でも十二単だけは少し別格で、30万円~50万円という相場のようです。十二単以外は、ドレスのレンタルと比較してそれほど高いというものではありません。

費用を抑えるコツ

選択の幅は若干狭まるのですが、式場が和装とのセットプランを用意している場合にはそれを利用するのが1つの手です。また、仏滅や赤口など、結婚式自体が開催されにくい日程やオフシーズンを狙うとレンタル費用は安くなる傾向があります。

海外からも憧れの的。和装

人間は無い物ねだりをするものなので、日本人がかつて西洋のドレスに憧れたのと同様に、海外の人は着物を「KIMONO」としてクールなものとして捉えています。アジア系の服装は他に中国のチャイナドレスや、韓国のチマチョゴリなどがありますが、日本の和装の場合はパーツがとにかく多く、足袋、草履、腰紐、襦袢、前板、といった具合に沢山あり、また着付けが一人ではできず、日本人に聞いたって一般の人は着付けの方法なんて知りません。これが、「レア」感を出して、例えば「わざわざ京都にまで来たのに、和装を体験しないで帰るなんて勿体ない」といった外国人の方々がいる所以のようです。

和装をお得に!

一生に1度の結婚式ですから、上から下まで和装という、ひょっとしたら最初で最後かもしれないという体験をするというのも素敵ですよね。20世紀の後半まで一般的だった和装の結婚式ですが今は若干少数派になりつつあるものの、千年を超える時間、日本で親しまれてきた和装は世界に認められているのですから、ドレスに決して劣ることはない、実は凄いものなのです。是非、選択肢の1つに入れて下さればと思います。

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