結婚式で記録に残るサプライズ演出のポイント
結婚式にサプライズ演出が1つあると、ゲストにとっても鮮やかに印象に残る記憶になります。「サプライズ」の名にあるとおり、あまり典型的なものでもダメですし、かといって先鋭的すぎて参加者が引いてしまうようなものでもダメなので、先輩カップルが式に取り入れた見事な成功を収めたサプライズ演出に絞ってご紹介しますので、是非参考にしてみて下さいね。
演出系の結婚式サプライズ
オリジナルの曲・ソングを贈る
作詞作曲、ピアノや他の何かの楽器、または謳うのが得意という新郎の方であれば、新婦にオリジナルの曲やソングをプレゼントするというのも素敵な演出になります。 肝心なのは、「新婦を感動させる」といった曖昧・広めの目的ではなく、泣かせるのか、驚かせるのか、喜ばせるのかといった明確で絞った目的を添えること。これによって、作る詩も曲調も絞り込まれていきます。 曲の完成度を追究するよりも、例えば式の同年代の参加者が共通で知っているアニメのオープニングテーマの替え歌などでも十分なので、限られた練習時間の中で及第点の取れる、なるべく簡単で余興として成功したと言える内容にしましょう。失敗して気まずくなったら本末転倒です。
子供参加の結婚式
大人との会話と指示が可能な、4歳以降くらいの子供がいる参加者に協力してもらって、子供に式の演出に参加して貰うというのも、おすすめです。 教会式でしたら、まもなく新郎新婦が入ってくるというアナウンスの役を子ども達にやってもらう、歩く際のドレスの裾を持ち上げて貰う役をやってもらう、指輪を持ってくる役を子供にやってもらう、節目に当たるタイミングで教会の鐘を鳴らす役をやってもらう、などなど、子供が参加出来る演出は沢山あります。 子供を伴っての参加は遠慮しがち・されがちですが、子供がいることで「雰囲気がとても明るくなる」と逆に子供に参加して欲しいというケースもありますので、1つの選択肢として検討して見て欲しいものです。
オープニングムービー
披露宴にて、新郎新婦が入場してくる直前に会場で再生する映像です。二人の生い立ちから出会い・結婚までの経緯などをお洒落に映像としてまとめたものを流すと、会場は大いに盛り上がります。
iPhoneの3GSが日本で販売を開始したのが2008年の7月。これ以降、スマートフォンを使って日常の1シーンを写真に収めたり動画に残したりといったことはとても一般的になりました。それから10年が経ち、今の新郎新婦は青春時代にスマホの存在が当たり前だった「スマホネイティブ」な世代です。披露宴に使う画像・動画素材は集めるのが一苦労でしたが、それも随分楽になっているので、是非検討してみて欲しいです。食べ物系の結婚式サプライズサプライズ
オリジナルのお酒造り
新郎新婦が披露宴の各テーブルを回りながら、カットされたフルーツをゲストに瓶に詰めてもらい、最後に二人でお酒を注ぎ込んで、果実酒が出来上がるという演出です。 果実酒には最低でも3ヶ月くらいの熟成期間が必要になりますが、「その頃には二人の新居に遊びに来てね」という願いを込めた演出になります。
ウェディングケーキデコレーション
果物やクリーム、飾りを用意しておき、ゲストの人々にそれをケーキの上にデコレーションしてもらうという演出です。 子供でも楽しめる演出のため、奇抜なアイディアにビックリ仰天するかもしれません。
ビールサーブ
新郎がビールサーバーを背負い、新婦がおつまみを持って披露宴の各テーブルを回って、皆さんのコップにビールを注いでおつまみを配り、という演出です。新郎新婦もゲストもお酒が好きでしたらぴったりの内容になります。
海外ビックリサプライズ
ある新郎が、結婚式で交換する指輪を部屋に置いていたところ、自宅で飼っていた犬がそれを飲み込んでしまうという事件が起きたそうです。新郎は真っ青になりましたが、犬の胃で消化できるものではないのでいずれ「出て」くることは分かっていました。犬のお腹を手術で切るということもできないため、彼が取った手段はなんと「レントゲン」でした。 知り合いの医者に掛け合って、飼い犬のレントゲン写真を撮ったところ、指輪のシルエットが見事に映ったそうで、新郎はこの写真を結婚式に持参して、牧師さんの前で「僕の指輪は犬のお腹の中にあるので、数日待って下さい」と宣言したそうです。会場は大笑い。新婦さんも抱腹絶倒でしたが、実際その犬のお腹の中から出てきた指輪を着用してくれたのかは分かりません。
まとめ
サプライズ、というテーマでまとめたものの、最後の海外の1ケース以外はまだ「典型的」と言える演出です。ありきたりにならず、かといって羽目を外し過ぎて場をしらけさせない内容で、是非お二人で創意工夫をしてみて頂ければと思います。