ウェディングの費用について解説!結婚式の相場から費用の内訳・支払い方法まで紹介します!
人生における一大イベント「ウェディング」。一生に一度の機会だからこそ自分たちの希望を叶える式にしたいものですが、その反面、費用について気になる方も多いのではないでしょうか。以下ではウェディングにかかる費用の相場や内訳、さらにはコストダウンの方法などについても紹介していきます。
ウェディングにかかる費用
費用の相場
みなさん気になるのが「ウェディングにかかる費用の総額」でしょう。ズバリ相場からお答えすると、ウェディングにかかる費用は「300~350万円」というカップルが最も多いようです。
ただし、ウェディングには様々なタイプがある通り、費用もカップルの希望によって変わってきます。ウェディングはチャペルや神社で結婚を誓う「挙式」と親族や友人などに挨拶を行う「披露宴」に分けられますが、挙式のみであれば平均30万円程度となります。ここから、ウェディングの費用の大半を占めるのは披露宴の方であることがお分りいただけると思います。
披露宴にかかる費用はカップルごとに大きく差が出る!
先ほどウェディングにかかる費用の相場をお示ししましたが、中でも披露宴の費用はカップルごとに大きく変動します。特に大きく差が出るのが「招待する人数や式の内容」です。披露宴への招待人数によって会場の広さや料理・引き出物の費用が変わってきます。ちなみに招待人数の平均は70名前後がボリュームゾーンとなっています。また、このほかにも以下のような違いが考えられます。
●結婚式場のタイプの違い:一般的なのは式場型とホテル型ですが、レストランウェディングはこれらに比べて費用が抑えられる傾向にあります。また、費用は上がりますがゲストハウスを貸し切って行うタイプのウェディングもプライベートな雰囲気があって人気です。
●エリアによる違い:基本的に首都圏は会場費が高くなる傾向にあります。一方、北海道などは会費制を導入している式場等が多いため、費用は安くなる傾向があります。
●シーズンやお日柄による違い:真夏や真冬といった気候条件の厳しいシーズンは予約が少ない傾向があるため、費用を安く設定してる式場が多くあります。ヨーロッパでは6月に結婚すると幸せになれるとされ、「ジューンブライド(June bride)」と呼ばれています。そのため6月は人気のシーズンとなっており、予約が相次ぐため費用は高めに設定されている場合もあります。また「大安」や「友引」といったお日柄の良い日が好まれる傾向にあり、逆に「仏滅」は人気がありません。そのため仏滅の日は式場も安くなる傾向にあります。
●新郎新婦の年齢による違い:もちろん、カップルの年代による貯蓄額の差が式の大きさに離郷する場合もあります。しかし、それ以上に、20代から30代前半くらいのカップルは比較的大規模な挙式や披露宴を行う傾向があり、30代後半になってくると参加者も限定される傾向にあります。
費用の内訳
具体的に費用の内訳を見ていくと、挙式料(15万円程度)、会場費(10万円程度)、料理・飲み物(120万円程度)、新婦新郎の衣装(20万円程度)、着付け料/メイク代(10万円程度)、ケーキ(4万円程度)、装花(30万円程度)、引き出物(20万円程度)、プロデュース料(15万円程度)、スタッフ人件費(20万円程度)、その他(音響照明、写真、印刷物、介添え料など、17万円程度)という具合に分けることができます。
カッコ内は概算ですので、式の参加人数と内容次第で大きく変動することになります。(※以上の内容は挙式と披露宴を行なった際の費用を想定しています。)
この中でも料理代・飲み物代、引き出物の費用は披露宴の参加人数が多くなればなるほど高くなります。ちなみに、プロデュース料とは、【キャンドルサービス】6万円程度、【ビデオ(オープニング・新郎新婦紹介・エンディング)】¥20万円程度、【ビデオ撮影】15万円程度、【写真撮影】¥20万円程度などが含まれます。
お金の用意とコストダウンの方法
お金の用意の仕方
ではウェディングの費用は、みなさんどのようにして用意しているのでしょうか。もちろん2人の貯蓄で全て支払えるのであれば問題ありませんが、なかなかそうはいかない方々(特に若い世代)がほとんどだと思います。
しかし、数百万円を全て2人で払う必要はありません。なぜなら、参加者から「ご祝儀」をいただくことができるからです。ご祝儀は一般的に1人3万円を包むのが通例です。親戚などは5万〜10万程度を包むため、参加人数とご祝儀を考慮して費用の準備を進めましょう。
また、実際はカップルの両親が費用の一部を負担するケースが多く、ほとんどの場合が「両家で折半」となっています。
コストダウンの方法
ご祝儀や両親からの支援があるとはいえ、ウェディングの費用は普段の生活とは比べ物にならない出費だと思います。少しでも安く抑えたいと思われる方も多いのではないでしょうか。以下で、少しでも費用を安く抑えるための方法について紹介します。
仏滅を選ぶ:先に述べたように「仏滅」の日はウェディングを行う人しては人気がないため、仏滅の日限定の割引プランが設定されている場合もあるようです。
平日を選ぶ:土日はカップルも参加者も都合がつきやすいため人気です。平日に行うことで安くなる場合があります。
夜を選ぶ:実はウェディングは日中に行うイメージが強いですが、夜に行うこともできます。夜に行うことで割引を受けられる場合があります。
季節を選ぶ:真夏や真冬は予約が少ない傾向にあるので、割引プランを用意している場合があります。ただし、真冬を選ぶ場合は、雪による交通機関の乱れ等が予想されるため、参加者の居住先の内訳を事前に確認するようにしてください。
結婚式で使うアイテムを自作する:ただし、持ち込み料金がかかる式場もあるようなので、事前に確認をするようにしましょう。
お金の払方
ウェディングの費用は【前払い】【当日払い】【後払い】の3つの支払い方法がありますが、前払いの場合が多いのが現状です。会場によっては、どの支払い方法が良いか選べることもありますので確認してみましょう。また、クレジットカードを使用できる場合はポイント等による実質的なリターンを受け取ることができます。ウェディングの費用は金額も大きいため、クレジットカードの使用が可能かどうか確認するようにしましょう。
結婚費用を知ってお得に結婚式を挙げよう
以上がウェディングの費用についての解説でした。ウェディングは人生の一大イベントであるからこそこだわりたいですよね。費用面が不安な方も「だいたい300万円は必要なんだな…」というように、以前に比べて具体的なイメージが湧いてきたのではないでしょうか。少しでも費用を抑えるための方法についても言及しましたが、あくまでもウェディングにかかる費用は式の内容や参加人数に応じて大きく異なるため、しっかりと最終的な見積もりを式場等にお願いするようにしましょう。