憧れの海外ウェディング!『サイパン』での挙式について、費用やメリットを解説
青い空と海に囲まれた、南国リゾートでのウェディング。日本国内で挙げる挙式とは、また一味違う非日常感を体験することができますよね。 しかし、当然ながら渡航費用が掛かるので割高になると思う方が多いのではないでしょうか。実は、内容と工夫次第で国内で開催するのと同程度、もしくは安く抑えることも可能です。 今回は、そんな素敵な海外ウェディングを、日本から近い南の島、サイパンで行うプランについてご紹介します。
サイパンってどんなところ?
年間を通じて高温多湿な、熱帯海洋性気候の島です。日本との時差は1時間。直行便で3時間という、とっても近い島です。平均気温は27℃で、さらには年間を通じて気温の変化が最も少ない島というギネス認定も受けているため、まさに常夏の島として、いつでも海水浴を楽しむことができるという島です。11月~3月くらいが乾期、4月から10月くらいが雨期で、台風が生まれる場所でもあります。
1970年代以降からバブルまでの時期、日本人の観光客を対象にした観光業が地元の経済と雇用の大きな割合を占めるようになりました。この頃にサイパン島の観光地としての土台ができ、特に都市部のガラパンにおいて、現在では中国系資本、韓国系資本による巨大なリゾートホテルが林立しているという状態になっています。
1920年~1945年まで、歴史的に日本が統治していたという経緯もあり、また上述の通り日本人を相手とした観光業も盛んだったため、町中を歩くと日本語表記のお店も沢山見られます。
サイパンウェディング、費用の相場は?
海外とはいえ時差もほとんどなく近い場所のため、ウェディング目的ですと最短2泊3日からプランを組むことができます。
新郎新婦以外の参加者の人々の渡航費等を除外し、二人での挙式に掛かる費用、という形で算出すると、シンプルなプランで約60万円、ゴージャスに実施すると150万円、といった価格帯になります。費用の項目は、旅行代理店の基本挙式プラン、挙式のオプション追加費用、現地でのパーティの費用、お二人の旅費、現地での食事とホテル等の利用費、といった具合になります。
参加者の皆様の渡航費などまで全て持つ、というのはなかなか大変なので、海外ウェディングの場合の渡航費は各自持ち、現地での滞在費を新郎新婦持ち、という負担にしているケースが多いようです。旅費を負担頂く場合にはご祝儀を受け取らないようにしましょう。
サイパンでの挙式のメリット
式場は沢山
上述の通り、観光地として発展してきた島であるため、海辺のオーシャンビューが素晴らしい結婚式場が数十個という数で存在しています。名のある大手のホテルもいくつもあります。規模は様々で、中にはなんと、船の上で式を上げることができる式場などもあります。
キレイな海
サイパンへ旅行に行った方々が皆さん仰るのは、「海がキレイだった」ということ。珊瑚礁に囲まれた島であり、世界屈指の透明度の本当に透き通った青い海水(マリアナブルーと呼ばれる)のため、スノーケリングをすると、キレイな珊瑚礁と熱帯魚がいくらでも鑑賞できます。
お買い物も充実
最もお店が多いのがガラパン地区です。いわゆるショッピングモールと呼べる規模のお店が、数え切れないほど軒を連ねています。有名なのは、スターサンズ・プラザ、ジョーテン・ショッピングセンター、アイ・ラブ・サイパン、ガラパンスクエアなど。数件巡れば手に入らないものはまずない充実度です。
サイパンの圧倒的な非日常感
まずは気温。日本の真冬と言える2月に出かけても、成田から約3時間で気温27℃の常夏の島に到着するため、季節が一気に変わってしまったようで驚きます。
そして海。浜辺は珊瑚砂で真っ白です。そしてオーシャンビュー、歩いて数分で海というロケーションを売りにしているホテルが多く、デッキチェアで海を眺めながらのんびりと海に入れば世界有数の透明度。さらに海の魚たちが人懐こく、手を出すと指を口で突いてきたりします。それぞれ表情の異なる沢山のビーチがあり、最北端で人が少なめの穴場であるウィングビーチ、沖へ1kmほども浅瀬が続く、泳げない人にもお勧めの北西部パウパウビーチ、1日に7回、色が変わると言われるマイクロビーチなど、バラエティに富んでいます。
西向きの浜辺で眺める晴れた日のサンセットは、絶対に写真を撮りたくなる美しさで、このキレイさで有名なのが、タナパグビーチです。
この非日常感で、日々の喧噪は全て忘れ去ることができます。
サイパンで結婚式を挙げるなら
最も身近な常夏の島であり、そして充実したリゾート地と呼べるのがサイパンです。結婚式+ハネムーンを兼ねたものと捉えれば決して高くはない海外ウェディングの1つの選択肢に、是非サイパンも加えて頂ければと思います。