ブライダルモデルについて解説!~ホテル・式場での撮影などの仕事内容からやりがい~
誰もが一度は憧れる結婚式でのウェディングドレスやタキシード。実はこれらを着用する仕事して「ブライダルモデル」という職業があるのをご存知でしょうか?特に、なかなか着ることのできないドレスや和装での撮影ができるとあって、若い女性には人気の仕事となっています。今回は「ブライダルモデル」について仕事内容や特徴について解説していきます。
ブライダルモデルの特徴と仕事内容
ブライダルモデルとは
そもそも「ブライダル」とは「婚礼/結婚式」の意で用いられる言葉で、「ブライダルモデル」は結婚式を想定した広告媒体の撮影モデルを意味します。
ブライダルモデルの仕事内容
ブライダルモデルも仕事内容は大きく2つあります。1つ目はドレス等を着て情報雑誌や広告媒体に使用される写真・動画の被写体となることです。
例えば、結婚や新婚生活をテーマにした雑誌に毎回載っているドレスを着たモデルを想定していただければと思います。
この場合、ホテルや式場で撮影する場合とドレス等を作っている衣装店と契約する場合があります。
2つ目は実際のイベントでホテルを着て登場する仕事です。イベント内容としては、ファッションショーや模擬挙式・模擬披露宴などが想定されます。
ブライダルモデルのやりがい/大変なこと
ブライダルモデルにとってのやりがいとは、やはり華やかなドレス等を着て仕事ができるというところでしょう。
一般的には人生で一度、着られるか着られないかというドレスを着て、写真や動画として形に残るお仕事ができるというのは多くの方が憧れるのではないでしょうか。
一方、ブライダルモデルとしての大変なこととしては「体系の維持」が挙げられるでしょう。プロモーション会社としても、「このくらいの体型の方ならこういうお仕事を…」と思ってモデルを採用するわけですから、採用後にあまりにも体型の変化があると使いにくくなってしまうわけです。
あとは単純に考えて、一般的な体型(痩せすぎていない、太りすぎていない、背が低すぎない、背が高すぎないなど)である方が、一般の方々がよく目にする広告等に使いやすいですよね。
また、給料は各プロモーション会社の契約体系や仕事内容、さらにはモデルとしての経験によるところも大きいので、安定した収入を得るのは難しいかもしれません。
以下で説明しますが、ブライダルモデルの給料は固定ではないことがほとんどです。
給料
ブライダルモデルの給与体系は「時給」「日給」であることがほとんどです。 例えば、時給2000円で1日5時間だったり、日給1万円だったりと、案件や登録するプロモーション会社(後述)によって様々です。 応募・登録前に各プロモーション会社や各案件ごとに調べてみるようにしましょう。ざっくりとした目安ですが、日給に換算すると8,000~10,000円前後のお仕事が多いようです。
ブライダルモデルになるためには
プロモーション会社or個人契約
ブライダルモデルになる方はプロモーション会社に登録する場合が大半を占めます。
プロモーション会社はホテルや式場をはじめ、様々な雑誌や広告代理店などと繋がりがあるため、会社が受けた様々な仕事を紹介してもらうことが可能です。
一方で、ホテルや式場との専属契約やドレスを作っている企業との専属契約を個人的に結ぶことも可能です。
しかし、こういったケースはある程度経験を積んだブライダルモデルが紹介によって契約に至ることが多いと考えられます。
これからブライダルモデルを目指そうとお考えの方は、身近にツテがある場合を除いて、プロモーション会社や事務所に応募してみるのが良いでしょう。
ブライダルモデルの応募条件
応募条件については企業によって異なります。
ただし、どの企業や案件であっても共通して言えるのが、清潔感があり、標準的な体型が好まれる傾向にあるということです。
また、「他のプロモーション会社との契約がないこと」が応募条件になっている場合も多いため、モデル関係のお仕事をされている方は要注意です。
わからないことがあれば、会社側へ問い合わせてみるようにしましょう。