テーマを決めると結婚式の準備もスムーズ!上手なテーマの決め方
自分が思い描いた理想の結婚式にするために重要になってくるのがテーマを決めることです。これまでぼんやりとしていた結婚式のイメージがテーマを決めることによって明確になってきます。テーマとはどんなものがあり、どのように決めていくのでしょう?最近の結婚式でよく使われているテーマ例やテーマの決め方プロセスについてまとめました。
結婚式のテーマとは
お二人がどんな結婚式にしたいかをひとことで表した軸となるものがテーマです。結婚式の内容やプログラム、会場装飾やペーパーアイテム、引出物など至る所でテーマが関わり、テーマに沿って決めていきます。
どんなテーマを決めていいかわからない場合は、お二人が大事にしたいことやこだわりなどで決めてもいいでしょう。家族への感謝、仲間と楽しむ、共通の趣味、おもてなしなどがよくあるテーマにしやすい題材です。テーマを1つにしぼらず、複数で考えてもよいでしょう。ゲストへのおもてなしと趣味の音楽などテーマを2つにして、プログラムはおもてなしにこだわり、好きな音楽を演出に入れ込む演出にしてみるのも一案です。
お二人が軸となる考えを持てば、理想としている結婚式の形をプランナーやフラワーアーティストに伝えやすく、全員が共通のイメージを持って当日まで準備を進めることができます。
結婚式のテーマを決めるメリット
軸となるテーマを決めると結婚式の中で決めることがスムーズに決まっていきます。悩みがちな会場のコーディネートもテーマに合ったカラーや雰囲気から選ぶことができます。テーマがある結婚式は全体的にまとまりがあっておしゃれに見えるのも魅力です。
テーマがが決まれば演出や余興も決まってきます。アットホームをテーマにするならば、テーブルラウンドなどゲストと近い距離を楽しむ結婚式に。ゲストと一緒に盛り上がるのがテーマであれば、サプライズでフラッシュモブを取り入れたりなど
他にはない面白いテーマにすることで、普通の結婚式とは違うオリジナルウエディングをおこなうこともできます。
テーマの決め方アイデア例
具体的なテーマを決める時のアイデア例をご紹介します。
好きなものや趣味からテーマを決める
- 音楽
- 旅行
- アウトドア
- 夏フェス
- 映画
- 野球やサッカーなどのスポーツ
- ゲーム
共通の趣味や新郎新婦どちらかが長年嗜んでいる趣味をテーマにするとお二人の世界観を感じさせるオリジナリティあふれる結婚式になります。お二人の大好きなものに囲まれた、最高の一日を過ごすことができるのが魅力です。ウエルカムスペースやテーブルコーディネート、余興のムービーなどに好きなテーマを入れ込むのがおすすめです。
テイストや雰囲気からテーマを決める
- ナチュラル
- モダン
- 北欧
- アンティーク
- ガーデン
- クラシカル
- 和
テイストや雰囲気はどんな結婚式をおこなうか決めるポイントで重要なテーマになってきます。特にこだわりがないという方でも、会場装花や会場装飾を決めていく上で必要になるテーマです。
最近人気なのは自然体でアットホームで過ごせるナチュラルテイストです。ナチュラルテイストはゲストハウスやレストランのような会場だとしっくりきますが、ホテルや格式高い会場ではモダンやクラシカルテイストの方が合っている場合もあります。式場の雰囲気に合わせたテーマ選びが大切です。
好きなモチーフからテーマを決める
- 星
- 海のアイテム(貝殻・ひとで・砂)
- ハート
- ストライプ
- ドット
- 80s
- 森
- ハワイ
海が好きな方は海のアイテムをテーマに、森が好きな方は森のようなイメージで高砂を飾ったり、ハワイで海外挙式後の披露宴をおこなう方はハワイをテーマに…のように、好きなモチーフをテーマにするのもよいでしょう。テーマとなるモチーフをあしらったペーパーアイテムでまとめるとゲストにも伝わりやすくなります。
イメージした色から決める
- 赤(ゴージャスでシックなイメージ)
- ピンク(女性らしくかわいらしいイメージ)
- ネイビー(厳粛で凛としたイメージ)
- グリーン(ナチュラルでやわらかいイメージ)
- 黄色(元気いっぱいで明るいイメージ)
- 青(爽やかで涼し気なイメージ)
- 紫(豪華で華やかなイメージ)
- パステル(お姫様のようなロマンティックなイメージ)
好きな色やどんな結婚式にしたいかを色で選んだテーマの決め方です。テーマカラーを決めると、使用する装花やテーブルコーディネートも決まってきます。会場のテーマカラーに合わせたカラードレスでお色直しをすることも人気演出のひとつです。
結婚式をする季節に合わせて
- 桜
- ひまわり
- あじさい
- ビーチ
- ハロウィン
- クリスマス
- バレンタイン
イベントがあるシーズンに近い日取りの結婚式なら、季節をテーマにした結婚式に。ウエルカムドリンクやペーパーアイテムに取り入れて、ゲストに季節を感じるパーティを楽しんでもらいましょう。季節を入れると参加した全員の記憶に残りやすく、思い出に残る結婚式になるでしょう。
思い入れのある食べ物・飲み物をテーマ
- アイスクリーム
- 日本酒
- ハンバーガー
- 肉
- ワイン
- パン
- カレー
二人が共通して好きな食べ物やお酒、地元の名産などをゲストに知ってもらう事をテーマにしてもよいでしょう。テーマにした食べ物・飲み物を新郎新婦がゲストにふるまうと楽しい演出になります。ペーパーアイテムにテーマの食べ物をさりげなく取り入れ、ゲストに発見してもらうのもおもしろいアイデアです。
職業をテーマ
- 医師と看護師
- 航空関連
- 音楽関連・バンド仲間
二人が職場で出会った場合や、共通の仕事をしている場合は職業をテーマにしてもよいでしょう。ウエディングケーキのファーストバイトを注射器にしたり、ウエディングケーキのデザインを飛行機にしたり。音楽関連なら、プログラムに楽器を使った演奏や歌などを披露してもよいでしょう。
好きなアイテムをテーマ
- バルーン
- キャンドル
- デニム
- 洋書
- バードゲージ
- バタフライ
メインとゲストのテーブルコーディネートやウエルカムスペースなどのような装飾で使いやすいテーマです。演出でバルーンリリースやキャンドルサービスを取り入れてもよいでしょう。
二人の想いをテーマ
- ゲストへのおもてなし
- 両親への感謝
- 同窓会気分で
アイテム以外のテーマの決め方です。ゲストへのおもてなしであれば余興なしでテーブルラウンドをしたり歓談中心のプログラムに、両親へ感謝を伝えるなら人前式で子育て感謝状をプレゼントしたり。プログラムの演出を決めるときに、軸となるテーマになります。
結婚式のテーマを決めるプロセス
テーマが多すぎて、どうやって決めればいいかわからないという方もたくさんいるでしょう。1~3のプロセスにそって動いていけば、お二人にぴったりなテーマが決まります
テーマを決めるプロセス
- 二人が好きなものを出し合って共通する物事を見つける
- 結婚式にできそうなワードやアイテムを洗い出す
- そのワードやアイテムを元に具体的な結婚式づくりに活かす
テーマというと難しく考えすぎてしまうかもしれませんが、お二人が大切にしたいものを認識しあうことが大事なポイントです。どんな結婚式にしたいかを考えるとおのずとテーマは決まってくるはずです。
結婚式のテーマを決める時の注意点
二人よがりにならないようなテーマ選びをしましょう。個性的な趣味に走りすぎると年配のゲストや親族は、驚いてしまう可能性があります。
本来の結婚式は厳かなセレモニーであることを忘れずに。誰のものでもないお二人の結婚式なので楽しいテーマにするのも良いですが、フォーマルかアットホームな結婚式なのか、招待するゲストがどんな人達なのかをしっかり考えて決めましょう。
テーマを決めると結婚式の準備もスムーズ!上手なテーマの決め方まとめ
お二人がどんな結婚式にしたいかを言葉で表したものがテーマです。好きなものや共通の趣味、誰に向けた結婚式にしたいかを考えながらテーマを決めていきましょう。テーマを決めればその後の準備はスムーズになります。お二人の認識を合わせながら、しっかり話し合い理想の結婚式になるようなテーマを見つけましょう。