ブライダルフェアとは?参加する前に知っておきたいフェアの内容
インターネットで気になる会場が見つかったら実際に見学に行き、式場選びの参考にします。結婚式場を見学するなら、ブライダルフェアに参加するのが一番です。しかし、結婚式をしたことがない方はブライダルフェアがどんなことをするのかわからない…?という方が多いでしょう。そこで、フェアに参加したいけど内容がわからず不安だという方のために、ブライダルフェアの詳細な内容をご紹介します。
ブライダルフェアとは
ブライダルフェアとは結婚式をおこなう会場(ゲストハウス・ホテル・レストランなど)が開催するイベントで、その会場でどんな結婚式がおこなわれるか体験できるような内容になっています。
結婚式場を探しているカップルは、ブライダルフェアに参加することで、その会場のリアルな雰囲気を知り、より具体的な結婚式のイメージを持つことができるので、結婚式場の決定には欠かせないものになります。
結婚式場決定までに参加するブライダルフェアの平均参加回数は約3回。3会場の見学を経てから、式場決定に至っているカップルが多いようです。
ブライダルフェアの内容
ブライダルフェアの内容は主に7つあります。
会場見学
挙式会場(チャペル)や披露宴会場(バンケット)のような結婚式でメインとなる場所はもちろん、控え室やゲスト待合室など結婚式に必要な施設も見学します。ブライダルフェアにおいて一番重要な内容で、様々な設備を見学することで、自分達のやりたい結婚式のイメージとぴったり合うか確認していきます。できれば、結婚式を開催しようと考えている時間(午前・午後・夕方)に合わせて見学し、写真だけでは伝わらない式場内の明るさや雰囲気を体感しましょう。
料理の試食会
ゲストに提供する婚礼料理を試食できます。無料のものもあれば有料のものもあり、無料試食会の場合はハーフコースやワンプレートなどが多いようです。結婚披露宴でゲストが一番気になっているのがお料理。料理にこだわりたいカップルにとって試食会ははずせません。年配の方が多いのか、グルメな方が多いのか…どんなゲストを招待するか想像しながら料理を試食します。
模擬挙式
式場内のチャペルでおこなわれるモデルカップルの挙式をゲストとして見学します。入場~誓いの言葉~退場まで見ることができるので、チャペル挙式(教会式)の流れを把握できます。チャペルによってはパイプオルガンの生演奏もあり、当日さながらの厳かな雰囲気を味わえます。
また、カップルが参加できる模擬挙式のパターンももあり、新婦はオープンする入場扉からバージンロードを歩くという入場体験が叶います。
演出体験
結婚式場の定番演出や最新演出を体験できます。結婚式の演出とは、バルーンリリースやフラワーシャワー、ブーケトスなどのことです。最近の演出体験としてよくあるのはエンディングムービーの上映。その式場で実際におこなわれた結婚式のムービーを見て、結婚式の具体的なイメージをつかむ参考にします。 フラッシュモブやビールサーブラウンドなど特殊な演出を希望する場合は、対応可能か、費用がどのくらいかかるかを聞いておくと安心です。
会場コーディネート
結婚式当日と同じように装花やブライダルアイテムでコーディネートされた披露宴会場(バンケット)を見ることができます。実際に飾り付けられているテーブルコーディネートを見ながら、お二人が希望するコーディネートが会場の雰囲気に合うか想像しながら見学しましょう。
ウエディングドレスの試着
花嫁憧れのウエディングドレスを試着できます。普段着ないドレスなので、この時に自分がどんなテイストのドレスが似合うかをチェックしましょう。
また、その会場でレンタルできるドレスの内容の確認も。着たいブランドがあるなら、ブランドドレスの用意ができるかどうかも大事なチェックポイントです。ウエディングドレスの試着をする際は、着替えやすい服装での参加が必須となります。
相談会
どんな結婚式を希望するか、予算の見積りや空き日程などをウエディングプランナーに相談する時間です。ここで用意する見積もり金額は、結婚式場の検討時にとても大事なものになってきます。招待人数や開催時期、自己負担金をどのくらい用意するかをある程度決めておくことで見積もりのずれは少なくなります。写真やムービー撮影を追加するか、特別な演出をやるかも費用にかかわる部分です。ブライダルフェアに参加する前にお二人で予算感ややりたい事をすり合わせておきましょう。
相談会といってもフェアに参加したカップル全員が一緒になっておこなわれるわけではなく、お二人とプランナーのみになります。お金の話にも関わることなので、プライベートを重視した個室か半個室でおこなわれることが多く、聞きたいこと言いたいことははっきり伝えられるようになっています。安心して相談しましょう。
ブライダルフェアの所要時間
ブライダルフェアの内容にもよりますが、基本的に2時間~3時間はかかると想定しておきましょう。会場見学のみであれば2時間、試食会や模擬挙式に参加すると3時間、ドレス試着をすると4時間程度を目安に。せっかく予定を開けて参加するのであれば、ゲストのおもてなしまで考えて会場をじっくり見学し、日程の空き確認と見積もりまできっちり出してもらうことをおすすめします。費用や日程が明確になることで、結婚式がより具体的なものになっていきます。最後まで参加できるように時間の余裕をもって予約しましょう。
ブライダルフェアの開催時期
結婚式を専門に扱っている専門式場やゲストハウス、ホテルであれば、ブライダルフェアはほぼ毎日おこなわれています。料理の試食会やドレス試着会は開催日程が決まっている会場が多く、特に土日祝日の試食付きブライダルフェアは組数限定の予約制で行われることがほとんどです。試食などは用意しないと食べれない可能性もあるので、あらかじめ予約してから参加しましょう。
月に数回行われるビックブライダルフェアなど特典が多い限定のフェアもあるので、お得なフェア内容を検討しながら日程を調整するのもおすすめです。
ブライダルフェアのまとめ
ブライダルフェアとは結婚式場をより詳しく知ることができるブライダルイベントです。会場見学をしてから、料理の試食やウエディングドレスの試着、チャペルでの模擬挙式を体験することで、イメージしていた結婚式をより具体的に考えることができます。フェアの最後は相談会に参加します。相談会では費用や空き日程など、お二人の結婚式の理想を現実にできるよう、プランナーと話ができる時間です。ここで聞きたいことや疑問に思うことはしっかり聞いておくと安心です。会場によっては豪華な特典付きブライダルフェアも用意されているので、自分に合ったフェア内容を探して上手に式場探しをしましょう。